ヒゲ脱毛と季節の関連に注意しよう！？

脱毛するのにイイ季節というのはあるのでしょうか。脱毛そのものはいつ行ってもいいものですが、脱毛後の肌のケアの仕方が変わってきます。一つずつ見ていきましょう。

ヒゲ脱毛するのに都合の良い季節は？

ヒゲ脱毛をしようと決めたけど、いつから始めようと考えたら、まず自分の肌の調子をしっかり見極めましょう。

３月～９月（春から夏）のヒゲ脱毛は、日焼けの影響がポイント

特に真夏は肌が紫外線の影響を受けやすいので、脱毛中の方や脱毛の予約が二週間以内に入っている方は、要注意です。脱毛そのものが、肌に熱を与える行為ですので紫外線のような強すぎる刺激は、させるのが無難です。
クリニックの場合は、日焼けがひどい場合はキャンセル扱いにされることがありますので、その分、脱毛完了までの期間が延びてしまいます。脱毛中の日焼けは御法度です。

日焼け止めを利用すべし

脱毛中の紫外線は好ましくないので、普通に外出する時でも日焼け止めを利用するようにしましょう。日焼け止めがあるのとないのでは、肌が敏感になっている脱毛中は大きな差があります。ただの日焼け止めを利用するより、肌ケア成分のあるもののほうが便利です。

春先の花粉にも注意すべし

花粉症の症状がある方は、鼻をかみすぎて鼻の下が炎症を起こしてしまわないように気をつけましょう。とっても、こればかりは何ともしがたいことでもあるので、脱毛のタイミングとあわせて、ドクターとスタッフにしっかり伝えておくようにしましょう。薬などを服用している方は、忘れずに伝えて診断を仰ぐのがポイントです。脱毛できても、そのあとの肌荒れが長引いては台無しです。

９月～12月（秋から冬）は脱毛には好条件？

九月の終わりから真冬に入るまでは、季節の候のみならず、長袖かつ薄着ではないので紫外線の影響は抑えられます。夏の時期に日焼けをしていても、この時期には肌の調子が戻っているはずですので、脱毛を始めやすい時期だといえます。
ただし、冬になればスキー、スノボーなどでたっぷり雪焼けする予定の方は、要注意になります。ある意味、夏より要注意です。ウインタースポーツが大好きな方は、脱毛はじめの一年だけは避ける、あるいはたっぷり顔を保護するなどの対策を怠らないようにしてください。

冬場に脱毛を始める方が気をつけなければならない敵が「乾燥」です。マスクを着用すればある程度は乾燥を防ぐことができます。肌カサカサに乾燥すると、保湿機能に伴い肌の保護機能が低下しますので、万が一、レーザーによる肌荒れや毛嚢炎が引き起こされたときに、さらに悪くなる可能性もあります。肌が乾燥しがちな方は、万が一のことを考えて医療クリニックを選んでおいた方が無難です。

結局、季節より自分の毛周期と生活スタイルに合わせた方が良い

脱毛は一回限りというものではなく、ある程度の期間回数を重ねてクリニックやサロンに地道に通いながら完了させていくものです。今年は秋に友人の結婚式があるから、夏は日焼けしないなど、自然と夏場の日焼けを防ぐ心構えになっている方なら、夏から脱毛を始めるのは問題ありません。また、たまたま夏の日差しが弱い年だった場合も、スキンケアすら問題にならないこともあります。冬だからといって、スキーやスノボーにあけくれる方は、そのシーズンをうまくはずしてスケジューリングする必要があります。
一般論ですが、夏の水着でツルツルの肌を完成させたい人は、秋～冬から始めれば、夏に大方脱毛が完了させられる目安が立てられます（ただし、剛毛の人などはもう少し時間がかかります）。

きちんと脱毛に通わないと効果が薄い

脱毛とスキンケアは表裏一体です。肌をツルツルにしたいから、肌の色をキレイにしたいから脱毛するという人も多いはず。通っていると、毛より肌が大事というふうに意識が変わるのも脱毛の奥深いところです。

女性はもともと肌に対する美意識が強いですが、男性はそれよりずっと低いのが現状です。女性でも、不完全な知識で応急処置やつけやきばの対処で済ませるのではなく、脱毛前、脱毛中、脱毛後、すべての時期で肌にトラブルが起きたり、感じたらすぐにクリニックの主治医に相談するようにしましょう（ちょっとしたトラブルならサロンでも対処してくれます）。積極的に相談するのがおっくうな方は、きちんと毛周期に合わせて脱毛に通うことで、その都度相談することができます。脱毛は肌に負荷がかかりますので、継続して脱毛に通える肌の状態を保ち続けることが大切です。