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鼻毛のお手入れ

脱毛 鼻毛

鼻毛脱毛は危険なのか

気付いたら伸びてはみ出ている鼻毛、帰ってから鏡を見て「今日、皆の前にこの顔、鼻毛を見せてしまったのか・・・」なんてゾッとすることも多いはず。いくらカッコイイ男でも女でもオヤジでもオバンでも、鼻毛を見せられてしまうと一瞬で冷めてしまいます。鼻毛の手入れは、老若男女かかわらずすべきであり、するのがエチケットです。

面倒な鼻毛の手入れ、普通は毛抜きで抜いたり、鼻毛カッターで切ったりして手入れをします。この面倒さがつらくて、何とか永久脱毛できないかと悩む人が多いのも、この鼻毛部分です。しかし、鼻毛脱毛は脱毛の中でもケガするリスクが高い部位なので、注意する必要があります。

鼻毛脱毛のメリット

鼻毛脱毛をするメリットを見ておきましょう。

  • 鼻毛の手入れを忘れて人前に出るリスクがなくなる
  • 毎朝の手入れはチェックだけで済む

数そのものは少ないですが、メリットは大きすぎるといっていいほどです。

鼻毛の手入不足のまま人前に出なくて済む

例えば、インフルエンザで入院した時のことなど考えてみてください。誰かが見舞いに来てくれたとき、汚い鼻毛を会社の上司、部下、気のある異性に見せてしまうリスクが激減します。特に気のある異性に見せてしまったとき、同情も何もあったものではなく、下手したら距離を遠ざけてしまいかねません。
出張で遠出したときに、ふと鏡を見て鼻毛が伸びている、朝手入れしたつもりなのに手入れミスで一本だけ目立つ毛があるなど、手入れ不足による第一印象の悪影響は嫌なものです。相手のみならず、自分も不快に思う場合は、ぜひ以下を参考にして手入れを怠らないようにしましょう。

毎朝の手入の負担がなくなる

鼻毛をしっかり脱毛をするば、毎朝の念入りにしていた鼻毛の手入れ時間が激減します。鏡の前で鼻の穴をのぞき込んで、ゴムが詰まっていないかどうかを確認する程度です。レーザー脱毛やニードル脱毛は、この先何年も自己処理が不要になります。ブラジリアンワックスは、約1ヵ月は鼻毛がはみ出すことがなくなります。

鼻毛脱毛のデメリット4つ

鼻毛脱毛のメリットがあることは十分に踏まえたうえで、知っておかなければならない鼻毛脱毛のデメリットを見ておきましょう。
これは脱毛クリニックやサロンを選ぶ時にも、必ず確認していただきたい点です。

  1. 脱毛時に粘膜を傷つけるリスク
  2. 鼻水が垂れやすくなる
  3. 花粉症の影響を受けやすくなる
  4. 風邪を引きやすくなる

粘膜を傷つける恐れがある

ヒゲ脱毛などとは違い、鼻毛は粘膜に近い部位に生えています。粘膜は傷つきやすく血管に近い部位です。
鼻毛を脱毛することによって、粘膜を傷つけてしまう危険性や、その傷口から菌が入り込んで炎症を起こしてしまう危険性があります。
以上から、鼻毛の脱毛は素人が手軽に機器を扱ってできるようなものではありません。そのため、まずサロンではなく、クリニックを選ぶのが賢明ということになります。ただし、医療クリニックでも未熟な医師や看護師だと施術できません。顔脱毛でも鼻毛の脱毛は含まないプランが多いという史実もあります。高度な機器の操作技術が必要なため、医師や看護師の資格だけでは不安で、実績などを考慮してクリニックを選ぶ必要が出てきます。

鼻水をコントロールできない

鼻の中にある毛は、垂れてくる鼻水を受け止めてくれる役割をします。この鼻毛を完全脱毛してしまうと、鼻水をワンクッション支えてくれるものがないので、水道水のごとく表面に鼻水が出るということもあり得ます。ティッシュペーパーを取り出す暇もなく、鼻水が流れだしてしまうリスクは心得ておきましょう。
また、鼻の中にある毛は触覚的な役割を果たし、鼻水があふれてくる感覚を毛を通じて皮膚に伝達します。そのため、鼻水が出そうだなと感じることができるわけですが、毛がないとその感覚が鈍くなってしまいます。

花粉症の影響を受けるリスク

花粉症は、鼻の粘膜を通って吸収された花粉が、人それぞれが持つリミットを超えると発症します(リミットは人によって異なります)。
そのため、「20歳を超えたからもう花粉症になる心配はない」なんてことはなく、誰もが常に花粉症と隣り合わせで生活しています。
鼻毛がなくなると言うことは、鼻の粘膜を保護していた毛が無くなることになるので、より花粉を吸収しやすくなってしまいます
そのため、花粉症になっていない人は花粉症の発症を早めてしまい、花粉症にかかっている人は、より花粉症が悪化してしまいます。

グァン
グァン
鼻の花粉症に悩んでいる方は鼻毛の脱毛はあきらめた方が良いかもしれません。特に花粉症がひどい人、悪化の可能性のある人はこのリスクを見逃さないようにしてください。この点を説明しないクリニックは要注意です。

風邪を引きやすくなる

鼻の中の毛は空気中の微粒子の侵入を防ぐフィルター機能があります。鼻毛を完全脱毛してしまうと、フィルター機能が脆弱化し、体内へのウイルス侵入を許してしまいやすくなります。もちろん、人体の免疫機能がありますので、簡単に風邪をひくということにはなりませんが、鼻毛がボゥボゥの人より明らかに侵入ブロックする機能が弱いことはわかると思います。

また、鼻毛は湿度を保ち、乾燥を防ぐ役割もあります。この機能も、風邪を引かないための役割を担っています。

覚醒!?メリットかデメリットか

匂いに敏感になる

ある珈琲店のオーナーは、コーヒー豆の買い付けの際に、匂いをかぎ分けられるかどうかがキモなので、鼻穴の中の毛を完全脱毛したと言っていました。彼にとっては、最優先事項ですので、その他のデメリットは甘受できるそうです。マスクをすればデメリットはデメリットでなくなるとのことでした。
珈琲の匂いのかぎ分けなら、それはいいことかもしれませんが、仕事場がいい匂いばかりというわけではないばあいは、匂いに敏感すぎることはメリットばかりともいえません。

それでも鼻毛を脱毛する2つの方法

これまで述べてきたように、メリットばかりではなくデメリットも多いので、鼻毛の脱毛は納得して行う必要があります。少しでも納得できなかったら、施術しないことをお勧めします。それでも脱毛してみようという方は、デメリットの克服方法をしっかりと検討しておきましょう。多くの方はマスクを使うことで対応できますが、必ずクリニックのドクターの意見(特にデメリット対策)を仰いでください。
鼻毛脱毛は、脱毛の中でも高い技術レベルを要求されますので、取り扱っいのないクリニックも多いことは押さえておきましょう。

  1. 鼻の奥を避けた医療レーザー脱毛
  2. 地道なニードル脱毛
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鼻の奥を避ければ安全なレーザー脱毛

レーザー脱毛は、脱毛したい部位に脱毛器の光を当てて根毛を焼く脱毛方法ですが、鼻の中に脱毛器を挿入して施術するのは非常に難しいです。
慣れているスタッフが行ったとしても、鼻の粘膜にダメージを与えてしまう可能性が十分にあります。
そのため、鼻毛のレーザー脱毛ができるクリニックはかなり少ないです。
鼻毛脱毛に対応しているリゼクリニックでは、鼻の中の粘膜が傷つかないように、ガーゼを丸めた「綿球」を鼻に詰め、鼻穴の入口1cm程度の脱毛が可能です。
このように、しっかりとリスクを説明した上で、出来る範囲の施術をしてくれるクリニックは安心できますね。

技術力次第の針脱毛(ニードル脱毛)

針脱毛(ニードル脱毛)は、毛穴の一本一本に針を入れ、電気を流して脱毛を促す永久脱毛方法です。針脱毛は、一般的な部位でも施術スタッフの技術力次第であり、熟練した人でないと効果的ではありません。鼻穴の中は狭く、暗く、視認しにくいため、誰に行ってもらうかが最大のポイントになります。
カウンセリングやホームページをよく見て、実績があって信頼できそうなスタッフに施術して貰いましょう。

サロンで鼻毛脱毛は危険か!

多くの脱毛サロンでは、鼻毛を扱っておらず、鼻毛に関しては自分でメンテナンスすることを勧められます。

  • 鼻毛脱毛で炎症を引き起こすリスク
  • 鼻毛脱毛はほとんど医療行為
  • 鼻毛はムダ毛とは言えない

鼻毛脱毛で炎症を引き起こすリスク

鼻の中の粘膜はデリケートな部位であるため、施術中にもし不用意に粘膜に触れたりして炎症を引き起こしてしまうと、サロンでは対応できません。そのため、サロンではたとえ簡単な脱毛法であっても対応してくれないことが大半です。原則、鼻毛は鼻毛カッター等でカットすることを勧められます。

鼻毛脱毛はほとんど医療行為

粘膜に近い鼻穴の中の毛を抜くのは、医療行為と言って差し支えありません。資格のないスタッフが扱う部位としては適切ではなく、出血等が起きた時の対応は専門医でなければ適切に処置できません。医師免許保持者であっても、専門医でなければ機器を鼻穴に入れて、適切な施術を行うことは難しい部位です。つまり、サロンではこの部位を扱うのはリスクが高すぎるわけです。

鼻毛はムダ毛とは言えない

鼻毛そのものは役割があるので、ムダ毛と言い切ることができません。脱毛してしまうことによるデメリットもあるわけです。鼻毛が栓となって、鼻水が外部に流れ出ず、呼気の湿度が保たれ、保湿されるという効果もあります。
口の中が乾燥しがちな方など、軽く見ることができない役割を果たしています。

それでも、脱毛する人のための心構え

鼻毛の脱毛のメリットはわかったけれども、毎日のお手軽手入れのメリットは捨てがたい。だけれども、粉塵フィルタ的な機能は残したいという場合を考えてみましょう。

見えている部位だけ鼻毛脱毛しよう!

実は、匂いに敏感になりたいなど覚醒的な目的でもない限り、鼻の中の数本を完全脱毛してしまえば、毎朝の手入れの手間が激減してしまいます。逆に、見えない部分、奥にある鼻毛には手を出さずそのままにしておくようにします。こうすることで、施術者も施術を受ける人もリスクが軽減されます。
鼻の穴から外に出ている長い毛は、よく見ると数本しかないはずです。その数本にターゲットを絞って施術をしてもらうようにします。鼻の穴をツルツルになるまで脱毛する必要はありません。細かい毛を残しておくことで、外部の粉塵をフィルターしたり、鼻孔の湿気が逃げたりするリスクを抑えることができます。

鼻毛に関してはサロンよりクリニックに分あり

サロンでの鼻毛処置は、はさみで毛をカットしてくれる美容院程度のものしか期待できません。費用対効果を考えても、最初にクリニックで適切な施術を受けた方が見合っています。特に知識がない方は、クリニックで医師及び看護師の意見を参考にしましょう。

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まとめ

鼻毛脱毛のまとめ

  • 鼻毛は必ずしもムダ毛とは言えない
  • やるなら、鼻の入り口付近の脱毛に留めるべき
  • 本気でやるなら針脱毛(ニードル脱毛)も検討すべき

-脱毛, 鼻毛
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